八方塞がり

やっぱり、「良い時は長く続かないものだなぁ…。」とつくづく思います。

今回、本当はイギリスの続きを投稿するつもりでしたが、、、予定変更です。

予想はしていましたが、朝晩涼しくなってきて、うちのアスペルガーの旦那さんにとってはストレスの多い季節となりました。。。

なぜか。

ご近所さんが窓をあけ、そこから子供たちの声が聞こえるからです。

普通なら楽しそうだな、元気だな、と微笑ましく思えることです。

でも、うちの旦那さんはそうはいきません。

「うるさい。」
「どうして近所迷惑に気づかないんだ。」
「どうして窓を開けるんだ。」
「自分たちさえ良ければいいのか。」

こんなことを私に言ってきます。

傾聴を心掛けてはいるものの、この件に関しては既に私自身がウンザリしています。

(「また始まったかぁ…。」)

最初は「そうだね~」と相づちをうつも、だんだん、旦那さんの言っていることを認めているようで、自分が嫌になってきます。

一方旦那さんは、「そうだね~」を雑に返すようになっても、逆にちゃんと聞いて欲しいのか、余計に畳みかけてきて、終わりが見えなくなります。

そして、
「涼しいから窓を開けたくなるよ、普通。
私だって本当は空けたいもん。でも外がうるさいとあなたが言うから我慢しているだけ。」
と意見してしまいました。

そこから喧嘩に発展します。

どうしてよそのうちのことで、うちが喧嘩しなければいけないのか…。

冷戦の始まり

そこから、これ見よがしに、窓を開け、自分は室内で耳栓をしています。

雨が降っているから窓を閉めても、わざわざ開けます。

しかも全開。

洗濯したかと思えば、自分の分だけ。

ご飯を準備しても、別のものを食べる。

そんなことが続くと、こちらのイライラもエスカレートします。

そして、旦那さんのある行動にキレてしまい、手にもっていた本を床にたたきつけるという、自分でも信じられない行動をしてしまいました。

これはさすがに、ダメだと思いました。

自分が一時的にもこんな行動を起こす人間になってしまったことに、ひどく嫌悪感を覚えました。

これは非常にマズいと思いました。

もちろんアスペルガーの旦那さんにとってもです。

私の存在自体が、旦那さんのストレスの原因になってしまうことが容易に想像できるからです。

実際、その後、私が声をかけると、チック症がでます。

きっと私の声を聴くと、私が怒った時のストレスを思い起こすのだと思います。

今度こそ、もう限界だと感じました。

そして、まずは、通婚を真剣に考えてみました。

あえて、“”別居”と表現しないのは、良好な時もあるので、一つの夫婦関係の形として、離婚を前提としない個別の生活をしたいという意図からです。

早速、ネットで調べると、丁度良い物件が数百メートル内にあります。

不動産屋に問い合わせると、実際に住めるのは1か月半後とのこと。

少々先ですが、条件は良いのですぐにでも決めたくなりました。

「お互いのために通い婚としたい。近くに丁度良い物件があるので借りたい。」
と旦那さんに伝えると無回答です。

今回の喧嘩に限らず、喧嘩の最中は、
「好きにしてくれていい。
 だから共同生活は無理。
 自分だって、こだわりが強くこっちだってあなたにあわせているんだ。」等々
さんざん威勢のいいことを言っていたのに、具体的な話には耳を貸してくれません。

でも、ここで諦めてはいけません。

自分の心の健康のためにも、アスペルガーの旦那さんのストレスを少なくするためにも。

それが、結果的にお互いの関係を良好にしてくれると思うので。

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さこみ
  • さこみ
  • アスペルガーと診断された旦那さんと夫婦二人の生活を送っている40代女性です。いかにストレスなく過ごしていけるか試行錯誤する毎日です。

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