アスペの不機嫌を考察
アスペルガーの旦那さんがまたここ数日不機嫌です。
「良い時は長く続かないんだよな~。」と予測はしていたので、ダメージも少ないですが。
ブログを投稿するようになり、旦那さんの言動に怒りつつもそれを見える形で残すことで、第3者的にみることもできます。
これは良かったなぁ、助かるなぁ、と改めて感じています。
こんなことで不機嫌になる?
今回も大した原因ではないです。
先日、私がヤクルトを飲んでいた時のことです。
ヤクルトには細いストローが付いていますよね。
「せっかく、つけてくれているから」と、私はあの小さなストローを使って飲んでいました。
そんな私をみて「セミみたい。」と言ってアスペルガーのうちの旦那さんが、私のことをいじり始めたことから今回は始まります。
最初は、また冗談言って~、と思いながら聞いています。
ただ、ここからがアスペの特徴でしょうが、同じことをずっと言い続けます。
しかも、何か別のことを話していても無理やりその話にこじつけてきます。
どうでしょうか?たったこれだけのことなのに4,5日同じことを言っていたと思います。
その日も朝起きて何か会話をしていて、また私が”セミのようにヤクルトを飲む”という話題に…。
段々、こっちも飽きてくるので、だんだん反応が雑になり、
「しつこいな~っ‼」となるわけです。
もちろん、そのまま口に出せば不機嫌になるだろうからと、
「セミ、セミ、セミって朝からうるさいよ~!」と冗談ぽっく返したつもりでした。
それでも、それが気に障ったようです。
人が嫌がることを言い続ける方が悪いのに、どうしてそこで旦那さんが不機嫌になるのか全然分かりません。
そこからまた無言の日々です。
全然わからないと思いつつも、私が理解しないといけないかも、とも多少は思いました。
これも、ブログを投稿しているおかげかもしれませんが、いつも同じように終わってしまえば自分に進歩がないと思えてきたからです。
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不機嫌を考察
アスペの人は黒か白かは分かってもグレーゾーンの見分けがつかないと言われます。
だから、曖昧な指示だとうまく伝わらず、具体的にお願いしなければいけません。
ただ、人の感情を読み取る場合には、この”具体的”にということが非常に難しいものです。
具体的に数値化や手順などを表現しづらく、その場その場の他者の言動を自分なりに読み取っていくことこそ、コミュニケーションであると思います。
普通なら、「もうそろそろ、相手も嫌がるだろうから言うのをやめたほうがいいかも。」と、何となくの感覚で判断できるものです。
でも、アスペの人は(少なくともうちの旦那さんの場合は)、”もうそろそろ”という加減が分かりません。
もしかしたら、「10回以上同じことを言ったら怒るよ。」といって付箋なんかに正の字をつけていくぐらいしないといけないのかもしれません。
更に、11回目に私が怒れば、「あっ、なるほど!そうだった、11回目だから、怒るんだ。」となるかもしれませんね。
とは言え、普段会話をしている時には、そんなことは実行しづらいものです。
そこでどうなるかと言うと、本当に私が怒っている・いつもと違う反応をすると、それを「黒」と判断するのだと思います。
そして、「黒」を感じると、アスペルガーの脳の特徴でもある、恐怖を検知する脳の部分がが働き、”怒ること”で守りに入っているのかもしれません。
この恐怖を検知することについてば別の投稿で説明しているので、良かったら参考にしてください。
このように、普段会話をしている時に考えられるようになると、もっとうまくいく気がします。
私も怒りに任せるだけではなく、こんな風に冷静に考える力をつけることで、自分を成長させてもらっているのかもしれませんし、そう思いたいです。