旅の記録-インド
先日、会社でインドの紅茶をお土産に頂きました。
そういえば、私、行ったことあったな・・・。
なぜか、“ちょろっ”と海外に行く機会が過去に何度かありました。
息抜きと脳の老化防止ついでに、、時々、旅の記録も残していきたいと思います。
(ちょうど今朝の新聞に、昔のことを思い出すことや、話すことによって高齢者の認知機能を高める“回想法”が紹介されていました。高齢者に限らず脳の活性化につながるようです!)
インド
渡航時期:2012年7月頃
以前勤めていた会社で、海外の同業他社の工場見学のため、インドに行きました。
インド西側のムンバイから車で移動し、同じ会社の2か所の工場を見学させてもらいました。
一日目は名前を憶えていないほどの小さな町(いや村??)で、翌日はPuneという、地方都市です。
ビザの取得
まず、日本の空港のチェックインカウンターで、ビザを持っているか、聞かれました。
航空券を予約した旅行会社でも特に何も言われなかったのですが、ビザ申請が必要です。
インドの空港到着後に申請することが出来ます。
ただ、長旅のあとの申請は面倒だし、疲れました。。。
最近はもっと効率が良くなっているかもしれませんが、上司との二人分の処理だったので、なんだかんだで、1時間程度足止めされました。
ホテルへ
夜の遅い便での到着だったため、空港近くのホテルを予約していました。
タクシーでほんの数分の場所です。
ホテルは、確か日本円で15,000円弱のところだったと思うのですが、“日本だともっとするだろうなぁ”、という立派なところでした。
ただ、私がインドを訪れる数年前にホテルでのテロ事件があった影響で、ホテルへ入る時には、空港のセキュリティチェックのように荷物と身体検査を受け、物々しい雰囲気です。
それまで見た世界とは・・・違う
翌朝窓の外の景色をみて驚きました。
ホテルのすぐ隣はバラック小屋だらけでした。
貧富の差が激しいとは、頭では分かっているつもりでしたが、現実を突きつけられました。
朝食後、ホテルに見学を受け入れて下さった会社の方が、車で迎えに来てくださっていました。
そこから、まずは一つ目の工場を目指して移動します。
ホテルを出ると、、、埃っぽいし、ごみごみしているし、、、本当に、ごみが道端に散乱しているし、、、人も、車も、バイクも多いし、、、別世界です。
途中で列車が走っているのを見ましたが、ドアがあいたままで乗車率は何パーセントだろう?!というくらい詰めつめ状態です。
(落ちてケガしないのかな・・)
あと、ドライバーはよくクラクションを鳴らしながら、運転するので、かなりうるさいです。
それは、高速道路のようなところでもです。
イライラしてクラクションを鳴らしているわけではなく、自分がいることを知らせる安全のために鳴らすようです。
ただ、あれだけみんなが鳴らすと、誰が誰あてに鳴らしているか分からないような・・・
不思議なこと
距離的にはそう長くはなかったと思いますが、一つ目の工場までは2-3時間かかったと思います。
途中から、県道っぽい道になり、道もでこぼこしていて、速度も落ちるからかもしれません。
その田舎道を進んでいる時、どうしてここに??というところに人が結構いて不思議に思いました。
住居らしい住居は近くにないし、車が停まっているわけでもないし。
近くの村から歩いてきたので、実は農業用の小屋に見えていたものが住居なのか。
もう一つ不思議なことは、どんなに田舎の小さな村でも、携帯会社の垂れ幕(看板ではないところがインド的でしょうか)がありました。
確かに、固定電話が普及する前に、携帯が世の中に出回り、インドでは携帯が普及していることを何かで読みましたが、こんな小さな村でも?と思いました。
そんな小さな村をいくつか通り過ぎて、一つ目に見学させてもらう工場がありました。
周りには何もなく、牧場??と思いました。
従業員はここまで一体どれくらいの時間をかけて出勤してくるんだろう?
今更ながら、当時聞いておけばよかった。
プネ(Pune)
渡航前に調べてみると、プネは割と大きな地方都市で、自動車などの産業も盛んな街のようでした。
実際に行ってみると、確かに小さな村をいくつも通り抜けたあとなので、大きな都市でした。でも、日本やほかの国の都市とは違って、木々が多く、建物が上ではなく横に伸びている感じがしました。
一泊してプネ工場見学の後には、すぐさまムンバイに戻り、観光する時間がなかったのは残念です。
加えて、前日もそうですが、プネでも値段の割には高そうなホテルに宿泊しました。どちらのホテルの朝食も、フルーツの種類が豊富でおいしそうでしたが、手をつけられず、これも残念でした。
フルーツを洗ったり、調理してくださる方の水が付着したりして、腹痛の原因になるのではという上司の忠告のためです…。
ムンバイ空港
最後の日に、現地の工場の方に空港まで余裕をもって送り届けてもらったところまでは良かったのですが、空港の建物内には入れてもらえません。
当時は、フライトの時間によって、建物内への入場を規制していました。
加えて、外で待つしかない中、戦車が一台、空港の建屋の外で構えていました。
物々しく、落ち着きませんでした…。
感想
観光で行ってみたいという気持ちはありますが、トイレと食事に心配が残ります。 人気のある観光地にツアーで参加すれば何とかなるかもしれないですね。
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