見てみぬふり

未だにアスペルガーの旦那さんの怒りや不機嫌のスウィッチの入り方がわかりません。

そんなこと分かるはずもないけれど、その怒りや不機嫌さを露骨に態度に出されると、気にならないという訳にはいきません。

解決の糸口

もちろん、「どうしたの?」と聞いても、返答はありません。

(“返答がないのが当たり前”なのが、虚しいですが。。。)

domitianによるPixabayからの画像

自分なりにどう考えても、原因がわかりません。

確かに、会社で嫌なことがあり、そのことを帰宅後も考えて怒りが込み上げてきたり、不機嫌になることはあるようです。

でも、私の方をちらっと見て、すごーく嫌な顔をする時には、さすがに私の何かが気に入らない、ということに気づきます。

歩み寄ろうとその原因を聞いても教えてくれない。

どうすればよいかまったく分かりません。

でも、ふと思ったんです。

聞いても教えてもらえないなら、改善する機会を与えてくれない、ということなので、

自分のやりたいように今まで通りやっていればいいんだ。

気づいてもなかったことにすればいい。

だって、何かを改善するための材料がどこにもないからです。

あきらめていい

普通なら、自分に心当たりがあったりするものですが、アスペルガーの旦那さんのスイッチは、まったく分かりません。

普通に機嫌よく話してして、いきなり次の瞬間に不機嫌になり、そこから数日、数週間口も利かないなんてことは日常茶飯事です。

開き直ることは、あまり好きではありません。

問題解決を諦めている感じがするからです。

でも、それが自分を追い込んで、苦しめます。

だから、「自分が何でも解決しようなんてことは考えないことにしよう。」

言葉は良くないですが、「見てみぬふりをしよう。」と思いました。

ネットや、本、以前参加した自助会での話しなどによると、カサンドラの人は、真面目でがんばりやさんな人が多いようです。

自分がどうかは別として、、対アスペルガーの旦那さん(またはパートナー)となると、その世間一般的には“良い”とされるその部分を変えていく必要があるかもしれません。

まずは、自分自身を大切にすることが最優先です。

実際には、露骨に嫌な態度をとられて、見てみぬふりは難しいです。

けれど、“見てみぬふりをすること”をがんばってみればよいかもしれません。

そして、あきらめることがあっても良い、と自分を許せるようになると良いのかもしれません。

もちろん、何が悪いか伝えてくれる時には、素直に受け入れる謙虚さを常に持っていることが前提です。

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さこみ
  • さこみ
  • アスペルガーと診断された旦那さんと夫婦二人の生活を送っている40代女性です。いかにストレスなく過ごしていけるか試行錯誤する毎日です。

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