見てみぬふり
未だにアスペルガーの旦那さんの怒りや不機嫌のスウィッチの入り方がわかりません。
そんなこと分かるはずもないけれど、その怒りや不機嫌さを露骨に態度に出されると、気にならないという訳にはいきません。
解決の糸口
もちろん、「どうしたの?」と聞いても、返答はありません。
(“返答がないのが当たり前”なのが、虚しいですが。。。)
自分なりにどう考えても、原因がわかりません。
確かに、会社で嫌なことがあり、そのことを帰宅後も考えて怒りが込み上げてきたり、不機嫌になることはあるようです。
でも、私の方をちらっと見て、すごーく嫌な顔をする時には、さすがに私の何かが気に入らない、ということに気づきます。
歩み寄ろうとその原因を聞いても教えてくれない。
どうすればよいかまったく分かりません。
でも、ふと思ったんです。
聞いても教えてもらえないなら、改善する機会を与えてくれない、ということなので、
自分のやりたいように今まで通りやっていればいいんだ。
気づいてもなかったことにすればいい。
だって、何かを改善するための材料がどこにもないからです。
あきらめていい
普通なら、自分に心当たりがあったりするものですが、アスペルガーの旦那さんのスイッチは、まったく分かりません。
普通に機嫌よく話してして、いきなり次の瞬間に不機嫌になり、そこから数日、数週間口も利かないなんてことは日常茶飯事です。
開き直ることは、あまり好きではありません。
問題解決を諦めている感じがするからです。
でも、それが自分を追い込んで、苦しめます。
だから、「自分が何でも解決しようなんてことは考えないことにしよう。」
言葉は良くないですが、「見てみぬふりをしよう。」と思いました。
ネットや、本、以前参加した自助会での話しなどによると、カサンドラの人は、真面目でがんばりやさんな人が多いようです。
自分がどうかは別として、、対アスペルガーの旦那さん(またはパートナー)となると、その世間一般的には“良い”とされるその部分を変えていく必要があるかもしれません。
まずは、自分自身を大切にすることが最優先です。
実際には、露骨に嫌な態度をとられて、見てみぬふりは難しいです。
けれど、“見てみぬふりをすること”をがんばってみればよいかもしれません。
そして、あきらめることがあっても良い、と自分を許せるようになると良いのかもしれません。
もちろん、何が悪いか伝えてくれる時には、素直に受け入れる謙虚さを常に持っていることが前提です。