アスペの旦那さんとのコミュニケーション術
今年は無事に平和な年始を過ごすことができました。
ほぼ毎年のように険悪な年始を過ごす私たち夫婦ですが、
今年は久しぶりに良い年になる気がして期待してしまいます。
旦那さんが努力しているので、私も努力したいという気持ちが芽生えました。
昨年末に、それまで全く私とは口を利かなかったアスペルガーの旦那さんが
いつもとは違うカウンセラーの方へ行ったことが転機となりました。
”女子会のノリ”がポイント
その際に、うちの旦那さんがカウンセラーの方に言われたことで、
最近日頃から忘れないでおきたいなと思っていることがあります。
それは、同じことを何度も繰り返し話してしまう旦那さんに対して
女子会のノリで話を聞くということです。
アスペルガーの人の特徴として、同じことを何度も繰り返して話してしまうことがあります。
うちの旦那さんにもそのような特徴があります。
カウンセラーの方に、自分の話がループして奥さんに不快な思いをさせてしまうので、
会話をしたくない、というようなことを言ったようです。
それに対して、
「女性は特に結論を出さずにダラダラと何時間でも、話し込むことができる。
あなたの話も女子会のノリで聞いてもらえれば良い、ということを伝えてはどうか」
とアドバイスされたようです。
確かに、気の合う女性の友人同士のランチ会であれば、
ダラダラととりとめのない話題に何時間でもなぜか付き合えてしまいます。
「なるほど!」と思いました。
そのアドバイスを念頭におきつつ、うちの旦那さんの話を聞くようになると、
聞くことが以前より楽になりました。
そうして、聞くことに余裕がでてくると、ほとんどの場合、
うちの旦那さんは話を聞いて欲しいだけなんだな、ということも分かってきました。
旦那さん自身も時折、「同じことの繰り返しで悪いけどさ、、、」
という前置きをして、話す時があります。
ということは、分かっていても繰り返して話したいほどの何か、
例えば怒りだったり、不安だったり、心配だったりがあるんだな、
と多少ですが、理解できるようになってきました。
以前だと、話をちゃんと聞かないといけないと身構えてしまい、
それが私にとってはストレスになりました。
うちの旦那さんが同じ話をずっと繰り返すから、
「家事が進まず自分の時間がない!」
「旦那さんは話したいだけ話して、終わったら自分のやりたいことをやって‼」
とイライラしていました。
でも、最近はどうしても、何かやりたいことがある時には、
「夕飯作りながら聞くけどいい?」とか
「ちょっと、洗濯機の様子見てきてからでもいい?」などと多少自分の行動も優先しています。
そうすることで、私自身もストレスをためないための予防になっている気がします。
この方法で、これからも上手くいくと良いなと思っています。