消えたテレビの時間

うちの旦那さんは、音や視覚に敏感です。

特に、テレビを目の敵にしています。

テレビをつけると、いろんな人が賑やかに話していたり、スタジオのセットがギラギラ派手だったり、宣伝がうるさかったり、聞きたくない音楽が流れてきたり…。

旦那さん自ら、テレビ番組を見るためにテレビの電源をつけることは、まずありません。

テレビ時間を試行錯誤

加えて、私がテレビを見ていることも許せないようです。

民放の夕方の情報番組を見ながら夕飯の支度をしているところに、旦那さんが帰ってくると、ピリッとした雰囲気に。

「何かまずかったかな・・・?」

それから、一時期は、取り敢えずNHKのニュースに変更しました。

これなら、番組の雰囲気も落ち着いているし大丈夫だろうと。

私も、一日仕事をしているので、ニュースを見て、人並み程度に世の中の情報収集はしたいし。

ただ、それも「新聞を取っているから、わざわざテレビをみなくてもいいんじゃない?」と言われてしまいました。。。

そして、私は、prime videoで好きな海外や日本のドラマを見ることにしました。

情報が流れてくるわけではないし、宣伝もないし良いだろうと。

でも、ある日、「テレビを楽しんでもらっていいけど、会社を出る時にメールするから、帰宅時刻の予測をして、自分が帰ってきた時には、テレビがついている状態にしないで欲しい。」と言われました。

どういうことかと言うと、仕事でのストレスが非常に強い時に、帰宅後、さらに視覚的、聴覚的なストレスをテレビから受けとりたくないとのこと。

私は、テレビ=娯楽と思っていたので、“テレビからストレスをうける”なんてことは、その時は、想像できませんでした。

結果オーライ

朝は、旦那さんが先に出勤して、私が出勤するまでに30分時間差があります。

で、その30分で気楽に情報番組を見ていました。

でもある時点から、私もある本の影響もあり、その30分のテレビも半年ほど前から止めてみました。

必要な情報は、新聞やネットのニュースで見ればよい。

prime videoを見る時には、携帯かkindleでイヤホンをつけて、画面が旦那さんの視界に入らないように見ています。

結構、涙ぐましい努力を私はしているのかもしれませんね…。

ただ・・・テレビについては、止めてみると結構快適です!

いろんな情報に左右されないので、余計な心配や考え事がなくなり、流行っていることもあまり気にならない。自分が必要なことは、気軽にネットで調べられますしね。

“自分”が主体となって、毎日の生活をすることになります。

なので、自分の決断が行動に反映されるわけで、時間の使い方ひとつとっても、前よりは、有効に使えているかもしれません。

実際に、出来た時間は本を読んだり、ストレッチや軽い筋トレをしたり、おかずを一品増やしたり、ブログのネタを考えたり。

「今日も一日テレビばっかり見て、あっという間に終わてしまったよ~!」という週末はありません。(逆にやりたいことが増えて、時間が足りないと感じてはいますが。)

旦那さんの要求を受け入れて結果的には良かったのかもなぁ、と最近思います。

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さこみ
  • さこみ
  • アスペルガーと診断された旦那さんと夫婦二人の生活を送っている40代女性です。いかにストレスなく過ごしていけるか試行錯誤する毎日です。

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