アスペルガー的家づくり:⑦詳細打ち合わせ
今回は、久しぶりに家づくりに関する内容です。
思えば昨年の今頃はどん底でした。
アスペルガーの旦那さんの精神状態は不安定、私も我慢が出来ず「別居しかない!」と思い立って実際に物件を見に行ったり。
でも、結局は「静かな場所でお互いのスペースを確保する=家を建てる 」と言うことになり、無事に建築請負契約まで結びました。
それが3月中旬のことです。
実際に工事が始まるのは10月上旬。
これについても、うちの旦那さんの雨仕舞に関する心配から、お願いして着工時期をずらしてもらっています。
とは言え、「詳細打ち合わせ」は進めていて、ようやく打ち合わせの終わりが近づいてきました。
この「詳細打ち合わせ」を毎週または隔週行っていますが、うちのアスペルガーの旦那さんは一度も出席していません。
「家のことは勝手に決めていいから。」と言って全く加わろうとしません。
自分の寝室と旦那さんがこもるための防音室の壁紙ぐらいは、、と思い相談しても「何でもいい。」の一言。
自分の寝室と防音室を確保できているというだけで、もう安心のようです。
結局は、「こんなイメージにするよ」とネットの写真を参考用に見てもらいました。
おそらく…問題ないようです。
詳細打ち合わせの助けとなるもの
一人で決めていくしかなく大変な反面、「家」がどんどん具体的に現実的になっていくので楽しくもあります。
「家が建てば快適な生活が待っている!」と大きな期待を寄せているからかもしれません。
それでも、一人であれこれ考えるのは大変です。
そんな時に役に立っていることがあります。
それは、「図面をもとに厚紙で模型をつくる」ということです。
これは、契約締結前の間取りの打ち合わせの時に旦那さんが行っていたことです。
間取りの打ち合わせの時に、ある程度納得できるプランが出来てくると、図面の寸法に合わせ壁を作って3Dにしていました。
その時は、そこまでやらなくても、、、と思っていました。
でも、平面では気付かなかったこと・イメージしにくいことが、立体になると見えてくることがあります。
例えば、光の差し込む感じや、自分が間取の中を歩いてみた雰囲気などです。
一人で詳細打ち合わせに出るということは、私が決めて行かなければならず責任重大です。
そこで、旦那さんの行動を真似て契約前は1/100だった図面が1/50の大きさになったので、それをもとに自分なりに模型を作ってみました。
模型といっても厚紙とのりを切り貼りしただけのものです。
それとにらめっこをしながら、ここ数か月は打ち合わせの内容を考えていました。
簡素な模型ですが、それでも大いに役立ちます。
一人でいろんなことを決めていくには不安なこともあるけれど、”一人だから” 喧嘩もせずにこの模型のおかげでサクサク進むのかもしれません。
最終的には、外壁や、内装の色、照明器具の位置などを盛り込んだ模型を建築業者さんが作成してくださるそうです。
いずれ不要になってしまう不器用な私が作った模型ですが、ちょっと壊すのは心が痛むだろうな~と今から心配しています。
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