アスペルガー的家づくり:⑥契約締結
アスペルガーの旦那さんとの住まいの悩みを解決しようといろいろと悩んできましたが、なんとか建築請負契約までこじつけることができました。
振り返ってみると、一番最初に大手ハウスメーカーを検討し始めた時からすると約5年ほどかかっています。
途中で、やっぱり中古でいいと、なったこともありました。
建売住宅を見に行き、既に売却済みとなって、旦那さんに「やっぱりあそこが良かったよ」と言われガクッときたこともありました。
なので、ようやく見通しが立って胸をなでおろしているところです。
ただ、前回取り上げた建築中の雨の問題で、実際に家が建って入居できるまでには1年ほどかかりそうです…。
建築をお願いする建築業者さんは、雨仕舞をちゃんと行ってくれることは分かりました。
それでも、心配症のアスペルガーの旦那さんは、「リスクを最小限に抑えたい」と言います。
普通の夫婦なら割とそのままの流れて詳細打ち合わせを行い、着工と順調に進むのでしょうが、やっぱり我が家の場合は簡単にはいきません。
という訳で、梅雨、豪雨、台風などの発生時期を避けて着工時期を延期するしかない、という結論に至りました。
こんなわがままを受け入れてもらえるのかなぁと思いつつも、建築業者さんに相談すると、意外に快く受け入れてもらいました。
過去には、年回りが悪いので翌年に着工したいとう方もいたそうです。
ということで、私としては年内にはそれぞれの生活スペースを確保して、快適な生活をできるかなと思っていましたが、年明けまでお預けとなります…。
これからだんだん暖かくなって子供たちが外で遊び始める時期となるので、来年の引っ越しまでにはまだまだ乗り越えないといけない波が何度もきそうです。
それでも、終わりが見えつつあるのでいいかなと思うことにしました。
ということで、建築が始まるのは10月以降というような日程です。
ただ、今回は、心配症な旦那さんのおかげで色々と勉強になったことも多くありました。
気にしなくてもそのまま家は建ってしまうのでしょうが、いろいろと質問してみることで大きな買い物への疑問も事前に解消して契約が出来ました。
最終的に建てられた家に満足できるかが一番大切なことには間違いありませんが、ここまでの担当の営業さんの対応については、とてもありがたく思います。
過去に、こんなに面倒くさい施主もいなかっただろうなと思いますし、もし私が営業だったら嫌になって担当を変えてもらったかもしれません。
きめ細かい対応ができるという点では、我が家のような場合は、大手ハウスメーカーでは対応できなかったかもしれません。
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アスペルガー的家づくり:⑦詳細打ち合わせ - 旦那さまは玉虫あすぺ