アスペの旦那さんの3つの特徴
ここ数週間アスペの旦那さんと冷戦中(また⁉)です。
その冷戦中の旦那さんの行動を観察してみると、本当に特徴的だな~と思います。
結婚した当初は、それらの特徴に私がいちいち反応してしまい、精神的にもダメージが大きかったです。
年月とともにその対処方法もだんだん分かってきて、多少は受け入れられるようになりました。
もちろん、頭でわかっていてもそう簡単にはいかないこともありますが…。
それぞれアスペルガーの方は特徴が違うこともあるようですが、うちの旦那さんの場合を紹介します。
あなたのパートナーはどうでしょうか?
1.引きこもりの名人
これは、本当にびっくりするくらい引きこもってしまいます。
「のどか湧かないのかな?」
「お手洗いに行なかんくてよいのかな?」
「ちょっと、おかし食べたりしたくないのかな?」と疑問に思うくらいです。
引きこもってしまったら、普通に半日くらいは出てこないこともあります。
そして、冷戦中の引きこもり時は、たとえ部屋から出てきても、私の方を見向きもしないし、言葉も発しません。
昔は、「ごはん食べる?」とか「今から買い物に出かけてくるから。」と、少しくらい何か聞きたかったり、伝えたいことがあったものです。
でも、こういった”日常的に起こる小さなこと”ことは、冷戦中でなくても聞いたり伝えたりしないことにしています。
会社でいうところの「報連相」が全くできていないのですが、それにこだわると、冷戦中の自分を苦しめてしまいます。
普段から、そういう小さな会話にこだわっていないから、冷戦中にそれがなくても自分の生活に大きな影響は出なくなります。
どうしても、重要なことを聞きたかったり、伝えたい場合、出来るだけギリギリまで後回しにするか、それができなければ、紙に書いて伝えたり、自分で何とか解決したりします。
そうして、一人でがんばりすぎる人ほどカサンドラ症候群に陥りやすいので、もちろん注意は必要です。
2. とにかく寝る
引きこもっている時に、うちの旦那さんは、パソコンをみたり、本を読んだり、ゲームをしたりします。
でも、ストレスが大きい時は、だいたい寝ています。
例えば、仕事から帰って、まず1時間くらい寝る。
しばらくしてお風呂に入り、出てきたらストレッチしながら寝る。
その後、夕食を食べて、本格的に寝る。
これが、週末だと、一日中朝から晩まで寝て、夕方にご飯を食べて、また寝る、なんてこともあります。
「夜にまたよく寝れるな~」と関心しますが、これはお薬のおかげだと思います。
旦那さんが、寝ている間は、自分なりにやりたいことができるのでよしとしています。
おかげで、ある検定試験に一つ合格したし、今はさらにその上を目標にしているので、しっかりと勉強ができる時間が確保できます。
もし、いつも仲の良い状態が続いていると、まとまった勉強時間は取れないかもしれません。
なので、これはこれでよい気がします。
3.プチ断食ができる
引きこもって寝てしまうので、うちの旦那さんの場合、普通に1日1食、2食なんてことがあります。
先日、新聞にプチ断食の勧めに関する記事がありました。
アンチエイジング効果が期待できるそうです。
16時間ほどのプチ断食をすると、”オートファジー”が働き始め体によいという内容です。
(”オートファジー”という言葉は、「聞いたことがあるけど、何だったけ?」と思い調べてみると、東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏が発見したもので、それによりノーベル賞を受賞して、一時期話題になったようです。)
丁度、夕食を食べて翌日の朝食を抜くと、次に食べる昼食までがだいたい16時間くらいになります。
その記事を読んで「私にはできないな~。」と思っていました。
でも、ふと気づくと身近に実践している人がいました!うちの旦那さんです。
そして、ストレスの度合いにより、食べる量もいつもより少なくおかずを残したりします。
でも、前回紹介した納豆だけは食べるというこだわりは変わりません。
ある意味さすがです。
せっかく作ったものを食べてくれないことに、怒りを覚えることもありますが、最近は食費の節約にもなるからいいかも、と思っています。
そして、おかずが残れば新たに何か作る手間も減るので時間の節約にもなります。
普通なら、今回紹介してきたことは、喧嘩をしていても、2,3日で根負けしてしまうのものです。
でも、うちのアスペの旦那さんは、当てつけとかではなく、脳なのか、体なのかの仕組みがそのようになっているのかなと思います。
だからこそ、冷戦となっても本人は逆に人と接する必要がなくなり安心(?)するのか長期化します。
結果、本人の体に良いこともあるようですが。