アスペルガー的家づくり:⑨地鎮祭
ずっと保留になっていた我が家の新築工事がようやく昨日始まりました。
詳細打ち合わせは2か月ほど前に終えているものの、すぐに着工しなかったのには理由があります。
梅雨と台風シーズンをできるだけ避けたいといううちのアスペルガーの旦那さんの要望によるものです。
ようやく着工予定日の連絡が来て「ようやくかぁ~」と私は嬉しくなりました。
そして、先週はその前の地鎮祭を雨のなか行いました。
実は、人との接触を嫌ううちの旦那さんが「地鎮祭はやる必要がない!」と言うのではと思っていました。
でも、登記上は自分たちの土地ですが、もともと自然に存在している土地を自分たちが使わせてもらう立場なので、神様に無礼があってはいけないし、工事は安全に無事に終えてもらいたいので行おう、ということになりました。
この件に関しては全くの同意見で良かったです。
とはいえ、共働きだし行わないという施主さんも最近は多いようです。
地鎮祭…の前に
地鎮祭の日にちを決めるにあたっては、またうちの旦那さんが面倒なことを言い出しました。
地鎮祭の日にちを決める前に、前回の最終打ち合わせの時の回答をもらっていない、と言います。
(因みに、未だ冷戦中なので夫婦でメールのやり取りをしています💦)
確かに、何か電気のことを言ってたなと思い出しました。
電気図の詳細を見せてもらえないか、電気工事立ち合いにテスターをもって自分で確認してよいか、をそれぞれの責任者に聞いてもらうことになっていた、と言います。
議事録を見ると、確かにそう書いてありました。
相変わらずさすがの記憶力だと思いました。
こういう心配の原因になることは取り除けるまでしっかり覚えています。
最終確認会の時に、電気のことを営業さんとうちの旦那さんが色々と話していました。
でも、私は建築士さんとコーディネーターさんとも同時進行で話していたので、まさか議事録に書いてあるとは思っていませんでした。
(私が議事録を確認していないだけですね。。。)
営業さんに、地鎮祭の希望日を連絡しつつ、うちの旦那さんからの依頼事項の進捗も聞きました。
営業さんもちゃんと覚えてくださっていて、地鎮祭の直後に変更契約書の締結も必要なので、その時に説明しようと思っていたとの回答で安心しました。
悪天候の地鎮祭だからこそ分かったこと
当日は、台風接近中で雨風が強い状態でした。
ただ、地鎮祭自体は雨天決行で、台風も温帯低気圧に変わる予報だったので、私は行うものと思っていました。
当日の神主さんのお話では、雨の日の地鎮祭は、”雨降って地固まる”というので、最近は逆に縁起がいいと言われるそうです。
確かにネットでもよくそんなことが書かれています。
とは言え、大雨だと神主さんと巫女さんが一番大変です。
雨でずぶ濡れになりながらぬかるんで足元が悪いにも関わらず、家が建つとされる場所をお祓いをしながら歩き回らなければいけません。
私たちのような(変な)夫婦のために本当にありがたいことだと思いました。
そして、そのぬかるんだ土地に停めていた神主さんの車が敷地を出る時に、建設会社の営業さんたちと現場監督が車のタイヤを雑巾で洗い始めました。
もちろん、道路を汚さないためです。
それを見て、このようなきめ細かな配慮をしてもらえる会社に建築をお願いしてよかったなと思いました。
そのまま走りだしてしまえば、「あの新築工事の家から出た車のせいで道路が汚い」とご近所さんには思われてしまっていたでしょうし。
この点についてうちの旦那さんも後の変更契約打ち合わせの際に営業さんを褒めていました。
よもやま話(地鎮祭用の水引について)
地鎮祭の時には、神主さんにお礼に初穂料(玉串料)を収めます。
もちろん水引きにお札を包みますが、新築工事は”何度あっても良いおめでたいこと”とされているので、水引は蝶結びのものを選ぶそうです。
印字されているものは自宅にありましたが、包むのは一万円以下ではないため、ちゃんとしたものを買おうと思い出かけました。
でも意外に何軒まわってもどこにもありません。
結婚祝い用のほどけない結び切り、あわび結びはたくさんの種類があります。
また印字されているものはありました。
結局は…アマゾンで購入しました。
レビューをみると「地鎮祭用に買おうと思ったら、近くでは売っていなかった」というような内容が結構ありました。
もし、地鎮祭の準備をする場合には水引は入手しづらいので早めに準備をしてくださいね。
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アスペルガー的家づくり:⑪電気工事 - 旦那さまは玉虫あすぺ