アスペルガー的優しさとは?

先日、新型コロナウィルスの1回目のワクチン接種をしてきました。

うちのアスペルガーの旦那さんの会社で、配偶者も無料で受けさせてもらえるとのことで申し込みました。

私の職場も企業接種が始まりましたが、生産に一番違い従業員が最優先とのことで、いつまで待てばよいのか目途が付いていません。

旦那さんの会社で受けておけば、夏季休暇は無理でも年末年始の休暇は確実に実家に帰省もできます。

そのため、副作用があるかもと言う心配がありつつも、受けておいた方が良いと思いました。

とは言え、ここ数か月間アスペルガーの旦那さんとは冷戦中で、まともな会話をしていません。

この接種に関しても、すべてメールでのやり取りという変な夫婦です。

でも、ちょっと気づいたことがあります。

分かりづらい”優しい人”

それは、基本は旦那さんは優しい人かもということです。
(これは間違えないように言っておきますが、「のろけるため」では全くありません。)

接種会場は、もちろん旦那さんの会社になるので場所と駐車場をメールで知らせてくれました。

その時に、どこが車を停めやすいか駐車場の案内図に書き込んで説明してくれていました。

また、当日持参すべき書類は印刷して台所のテーブルに何気に準備してありました。

「聞かれる→会話が発生する 」のが嫌だっただけ💦かもしれませんが、実際助かりました。

そして、以前、旦那さん自身が言っていた言葉をふと思い出しました。

自分は本当は優しいんだ、だから~をするんだ。

アスペルガーの旦那さんに「自分は優しいか?」と聞かれ、私が「優しくは…ないかもね…」としどろもどろなりながら返答した時のことです。

旦那さんとしては、優しさはコミュニケーションだけで表現するものでなく、行動でも表せるということを熱弁していました。

その例として、「毎日寄り道せずに家に帰ってきて、お風呂とトイレ掃除するでしょう?」と言っていました。

そこで、「あー、ここが考え方の違いかも!」と納得がいきました。

コミュニケーションが上手く取れないから、行動(何かをしてくれる)することで示しているということです。

家事の手伝い=優しさでありコミュニケーション ということです。

逆に、だから一般的言われるような優しい言葉をかける必要がどこにあるのか?と旦那さんは考えるようです。

行動で表しているから、苦手なコミュニケーションは不要ということです。

そんなことを思い出したので、この長い冷戦期間も意外に乗り切れていけそうな気がしました。

”冷戦状態”と思っているのは自分だけかもしれないとさえ思ったりもしました。

普通の夫婦とは違うけれど、その違いを受けいれることができれば、私ももっと楽になるかもしれません。

とは言え、原因不明でふてくされている時もありますが…。

余談-ワクチン接種について

念のためワクチン接種についても一言。

接種会場にもよると思いますが、15分単位で予約時間が決められていて、待ち時間なく接種できます。

但し、早めについても時間になるまでは受付けしてもらえません。

特に何も気にせず受けにいったので知らなかったのですが、受けたあとに15分椅子に座って安静にする必要がありました。

〇時△分までとポストイットが渡されます。

アナフィラキシーショックなどの重度のアレルギーが出た場合にすぐに対応できるようにとのことです。

そして、2回目の接種は約1ヶ月後となります。

私の場合の副作用は、注射針を刺した周辺が痛いというか、だるい感じになります。

しかもそれが接種直後ではなく、午後に受けて夜ぐらいからじわじわと時間差で私の場合はきました。

翌日も結構痛くて腕を上げようとすると痛いです。

年齢などの影響があるのかないのか分かりませんが、接種日が決まったら接種後の数日間は急ぎの用事以外は避けた方が良いのかもしれません。

ご参考くださいね。



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さこみ
  • さこみ
  • アスペルガーと診断された旦那さんと夫婦二人の生活を送っている40代女性です。いかにストレスなく過ごしていけるか試行錯誤する毎日です。

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