今年の目標は?

今年の我が家のお正月は静かでした。

あなたはどんな新年を迎えましたか?

よく言えば「静か」でしたが、実際には、「無言」でした。

昨年のようにアスペルガーの旦那さんとの激しい喧嘩で始まる一年よりも多少マシかなといった感じです。

喧嘩は嫌ですが、会話が全くないのも辛いものです。

未だに、旦那さんの不機嫌の原因すらわかりません。

もし、何か私に非があるとしても、「教えてくれないから、改善する必要がない」と開き直れる時もありますが、残念ながら、モヤモヤが増してくることもあります。

必死で矛先を変えるのですが。

恐らく、誰も私たち夫婦がこんな生活を送っているとは想像できないと思います。

これは、アスペルガーのパートナーを持つ方にしか分からない辛さでもあると思います。

アスペルガーの旦那さんの脳の仕組みがそうなっているから仕方がない、と頭ではわかっていても、人間は感情のある生き物です。

そうはいかないこともあります…。

それぞれの生活空間の確保

前途多難な日々が始まりましたが、今年は、なんとしても住む場所を変えたいと思っています。

傍から見れば夫婦とは言い難い関係ながらも、家を建てることを少しづつ進めています。

我が家の場合は、お互いのスペースを確保して、それぞれが生活しやすくすれば解決できそうな部分もあるからです。

そうすれば、多少はアスペルガーの旦那さんのストレスも減るでしょうし。

「本当に離婚したくなった場合どうするの?」「それは大き過ぎる賭けでは?」と思う方もいるかもしれませんね。

でも、アスペルガーのパートナーを持つ方の自助会で、他の参加者の方と共感できたことがあります。

それは、「良い状態の時は、とても良い人。そうでない時が手につけられないほど最悪」ということです。

実際にうちの旦那さんも会社の上司に冗談交じりに、「いつもマイルドでいてくれると、〇〇君はすごーくいいんだけどな~」と言われたそうです。

因みに、うちの旦那さんがその上司にアスペルガーと診断されたことを話したのは、そう言われたよりもずっと後のほうです。

この上司が言った“マイルド”という表現がとても的確な感じがします。

機嫌が悪いと、本当にびっくりするくらい刺々しいですし、鋭利な刃物を扱うように慎重にならないと、こっちがけがをしてしまいます。

でも、その刺をなくしたり、刃を研ぎ過ぎず、“マイルド”であれば、頭の回転が速くて、真面目で、努力家で良い人です。

そんなうちの旦那さんに必要なのは、誰にも邪魔されない一人の静かな空間です。

特に、コロナの影響で、私が外出することや帰省することが全くなくなったので、余計に旦那さんのストレスもたまるのかもしれません。

実は、住まいに関しては、以前あるハウスメーカーで建てようと間取りも決めて見積を出してもらったり、知人宅を中古で購入しようと話を進めたりしましたが、結局「鶴の一声」で立ち消えとなりました。

その時は残念でしたが、結果としては、今検討しているところが一番環境も良いです。

ということで、今年はなんとしても今の話を確実に進めて環境を変えたいです。

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さこみ
  • さこみ
  • アスペルガーと診断された旦那さんと夫婦二人の生活を送っている40代女性です。いかにストレスなく過ごしていけるか試行錯誤する毎日です。

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