アスペの旦那さん vs 鳥たち

夏の暑さが完全に過ぎ去って、最近、鳥たちの動きが朝晩活発です。

そういえば、同じように春先も鳥たちが朝晩飛んでいて大変だったな、と思い出しました。

その時と比べてみると、鳥たちの鳴き声は多少遠くに聞こえます。

これは、うちのアスペルガーの旦那さんの功績(?)と言えるかもしれません。

鳥たちが与えるストレス

今年の春先、鳥たちの動きが、うちのアスペルガーの旦那さんを大変悩ませた時期がありました。

もう同じ場所に住んで何年もたちます。

でも、今年は「鳥の鳴き声がうるさい」「鳥の糞が車に落とされている」と毎日のように旦那さんは不満を口にしていました。

仕事のストレスが多い時期であったことが、影響していたのかもしれません。

ただ…一度、気になりだしたら諦められなくなるのは、うちのアスペルガーの旦那さんの特徴の一つです。

夜が明ける前に起きて、カーテン越しに外の様子を見ていたようです。

「鳥のせいで寝不足だ」と言っては、不機嫌な日々を送っていました。

私は、「鳥がどこかに行ってしまうまで、季節が変わるのを待つしかないんじゃない?」なんてことを言いました。

もちろん、旦那さんにとっては、そんなに呑気に構えられることではありません。

どうすればよいか、しきりに考えていました。

庭に要らないCDを並べて、キラキラする光で鳥たちを寄せ付けないようにしました。

が、これは思ったより効果がありませんでした。

せめて、車に落とされる鳥の糞対策として、月極の駐車場を別に借りようか、とも言っていました。

エスカレートし過ぎて、アマゾンでビービ弾を買って威嚇すると言って検索していました。

(行き過ぎ、でも、またそれで喧嘩になるから言えない…。)

さすがに、これは実践したいものの、私の目もあって我慢したようです。

まともな解決策

最終的に行き着いたのが、電線に鳥が停まれないないようにすればよいということでした。

確かに敷地ぎりぎりのところに電線が通っています。

どうやら、朝晩そこで鳥たちは休んでいてうるさいし、糞もするようです。

電線がなくなれば、ここには来ないかもしれません。

でも、「そんなことできるの?」と思いました。

が、意外にできました。

私は、全く知らなかったのですが、電線に鳥よけのクリップのような部品をつけてもらうよう依頼をすることができるようです。

さらに、電柱は、いくつかの会社が共同で使っていることをこの歳になって初めて知りました。

電気関係に詳しいうちの旦那さんは、家の電線を見あげ、違う種類の電線があることを確認していました。

NTT と電力会社は、我が家が利用しているのでわかりますが、なぜか、その他のau、ケーブルテレビも突き止めていました。

そして、それぞれの会社に電話をして、鳥よけの作業をしてもらいました。

各社の工事が終わるごとに、クリップのような部品が電線につけられていきました。

確かに、よく見るとそれがついているところもあるなぁ、と思って電線をみるようになりました。

今では、我が家の敷地の区間の電線にだけ、鳥よけのクリップのようなものが沢山ついています。

ただ、うちは異様に多いかもしれません…。

でも、おかげで、鳥の糞が車に落ちていることはほとんどなくなりました。

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さこみ
  • さこみ
  • アスペルガーと診断された旦那さんと夫婦二人の生活を送っている40代女性です。いかにストレスなく過ごしていけるか試行錯誤する毎日です。

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