多分アスペ vs アスペ
うちの旦那さんは自分では「友達はいない。」と言います。
でも、時々ある人物が旦那さんの話しの中に登場します。
社内活動で知り合った同じ年代の男性のようですが、旦那さん曰く
「彼もアスペルガー、しかも自分の上をいっている。」と言います。
もしかして?
知り合ったころは「ちょっと変わってる人だな」、くらいに思ったようです。
旦那さん自らがアスペルガーと診断されたことにより、“ちょっと違う”部分に、自分だけでなく、人の言動にも注目するようになりました。
自分にも当てはまるけど、彼にも当てはまるということがあるようです。
典型的なことは、会話が一方的なことだそうです。
ちょっと会社帰りに“立ち話”、が気が付くと1時間なんてことは普通にあるようです。
しかも、意外にうちの旦那さんは、私以外には傾聴することを心掛けています。
そのため、相手は湧き水が溢れるように延々と話しが続くと言います。
多少自分のことを話したくなっても、あちらのペースに戻されてしまう。
せっかくなら…
立場は違いますが、我が家の一場面とあまり変わりません。
本当は、それに気づいて欲しいけれど、気づいてはくれないんですよね。。。
かと言って、それを私が口にすると怒り出しそうなので、何も言いません。
そんな話しを聞いていると、彼は正義感が強く、思ったことをそのまま口にしてしまうので、誤解を受けやすい。
というか、既に誤解をうけて、うるさい人と言うレッテルを貼られているとのこと。
実際に、言っていることは正しくても、色んな人とトラブルが発生してしまうようです。
そんな話を聞いていても不思議なもので、うちの旦那さんは、反面教師で「自分も気を付けなければ」とはならないようです。
逆に、変に安心しているようです。
「上には上がいる」という感じです。
何かの本で、
アスペと非アスペの会話は成り立たないが、では、アスペ同士はどうか
ということが書いてありました。
(何の本か覚えていればよかったですね。。。)
やっぱり、その場合も一見成り立っているように見えても、感情を分かりあえることはない、相互理解は出来ないそうです。
それが、うちの旦那さんのような感覚になるのかもしれません。
でも、自分と似た人がいると思えるだけでも旦那さんに安心感を与えているので良しとしたいと思います。